「本当にお疲れ様・・どうか安らかに」祈り捧げた家族葬

20160727

 

長い長い闘病でした。故人様にとってもご家族にとっても辛く厳しい時間だったと伺いました。でも、その時間でさえ今は愛おしく大切な大切な時間だったと・・・

 

2年間、毎日病院に通われ、看病なさってこられた喪主様。静かに眠る故人様の側を片時も離れず、駆け付けて来られたご遺族様と廻る想い出をお話になっておられました。

「よく頑張ってくれた・・ありがとね」やさしく故人様の頬や頭を撫でながら堪えておられた想いが溢れでて・・ご自身のこの2年をふりかえりつつ「私も頑張った!」と共に戦い抜いた日々を称賛されておられる姿は、寂しさ、辛さ、悲しみ、そして安堵・・複雑なご心情が絡み合い、一生懸命「心の整理」をされていらっしゃるのだと感じました。

 

喪主様とはご縁があり、スタッフも喪主様が歩まれた日々を少なからず知っていました。「本当によく頑張り抜かれた」その一言に尽きる日々だったと思います。

 

「頑張った故人と私は金メダルやわ^^」

「うん!ほんまに!明日作ってくるよ!^^」・・中略

お通夜後、喪主様とスタッフの会話。

普段からお茶目な喪主様の会話フリに思わず反応してしまったスッタフ・・・

あ・・・しまった・・・と思った瞬間。

「ありがとう・・・」喪主様の言葉に涙を堪えるのが精いっぱい。心に触れ、想いを感じた2日間。

ご家族と共に「どうか安らかな旅立ちを」心から祈るお葬儀でした。

故人の遺志、家族の想いをカタチに変えて。想い伝わる家族葬

 

 

「故人の遺志」。終活という言葉が急速に一般的になって自身の最期のあり方を家族に伝える。伝えられた家族はその想いに添える様準備を整える。あるいはご本人と一緒に準備を進める方もいらっしゃいます。「後に残る家族に迷惑をかけたくない」という思いを強くお持ちの方が多いように感じます。

 

この度ご縁を頂いたご当家様も、事前相談にお越しになっておられました。使用する会場の下見もされてお葬儀の内容もしっかりとお決めになられて少し安心されたようです。

 

ただ一つ。故人様の遺志と家族の想いだけでは解決できない事もありました。望んだ形は「無宗教葬」。亡きあとも家族の生活ペースに合わせて偲んでくれたら・・・お墓ではなく納骨堂をご準備されていました。

 

後々のお祀りの形には異論はないが、せめてお葬儀は仏式で。ご親族様からのお願いだったそうです。代々の宗派で、お寺様に拝んでもらって送りたい。家族の想いか親族の想いか・・・そこで悩んでしまわれたご家族でしたが、「想い」は様々で誰かの想いを貫けば誰かが悲しむ。難しい問題ではありますが、担当者からのアドバイスも踏まえ良くご相談なさりお式は仏式で、とお決めになりました。

 

全てのご予定を終えられご家族様は「このカタチを選んで心から良かったと思います。故人を想う皆の心がちゃんと伝わったお葬儀になりました。」とても穏やかな笑顔でおっしゃっておられました。

 

 

「想い」ってひとそれぞれ。誰しもが旅立ち逝く人を想っています。全ての想いをカタチにすることは難しいけもしれませんが、少しずつ、少しづつ詰め合わせて1つの形になればこれほど大きな「想い」はないと思います。

武庫川福祉会館 親しんだ地域から送る家族葬

20160708

 

 

尼崎市、武庫川福祉会館でのお葬儀。長くこの地で育んでこられた家族と地域の絆。今は少なくなりつつある、自宅や地域会館から縁ある皆様に送り出して頂くお葬儀。

ご当家は心から望まれておられました。

核家族化が進み、地域コミュニティも昔ほどなく近所付き合いもない。お葬儀はご近所に知られず少し離れた葬儀会館で・・・

そんな寂しい現実があることを忘れてしまうほど、地域の絆が今もしっかりと受け継がれている地域です。

 

家族葬とはおっしゃっておられましたが、10名以上のご友人が参列、一緒にお送りくださいました。

 

喪主様にとっての「お葬儀」は、数十年前のかたち。お子様方にとっての「お葬儀」とは少し違ったようでした。

この十年で大きく変わった葬送のかたち。規模も小さくなって祭壇も花祭壇が主流となり、なにより掛かる費用が大きく変わりました。

一つづつ喪主様にご説明、ご納得を頂いてお子様方の想いをカタチにした小さくても心のこもった葬送のかたち。

参列頂いた地域の方からも「素敵ないいお葬儀だった」とおっしゃって頂け喪主様も心から安心なさったご様子でした。

 

なにをもって「いいお葬儀」と思うのか。費用を掛ければ立派にもなります。それが「良し」なのではなく、必要な事、物には費用をかけて不要は省く。義理ではなく「送る想い」を大切にした葬送の時間を過ごした時に「すてきないいお葬儀」と思う。

のではないかなぁ~と。また勝手な筆者の主観的感想でした^^

西青木総合会館 家族の心で送る自由葬

 20160707

 

 

神戸市東灘区の「西青木総合会館」

地域コミュニティの中心で、多くの方々が多目的に利用できる会館です。

使用料は異なりますが、地域外の方にも快くお貸しいただけて、家族葬や1日葬に丁度良い広さです。

2階には和室控室。広くゆったりお過ごし頂けます。

 

元は寺院でのお葬儀をお考えでしたが、寺院会館が寺行事の為使用できず、ご自宅近くこちらの会館をご案内致しました。

 

遺族、親族10名様程の家族葬。宗派に捉われず故人の遺志に従ったお葬儀にしてあげたいとの想いにそってご提案しました。

 

ご親戚様には創価学会員さまもおられ、葬儀ではお心のままにお題目も唱えられ、家族、ご親戚それぞれが故人様の為ただ一心に想いを込められて送る心通うお葬儀でした。

 

急激に暑さが強まった当日。

故人様との思い出が色濃く思い出されるお天気だったご様子。

片時も故人様から離れられず、お棺の側にお棺の傍らにずっと寄り添い語り掛けておられた遺族様。

 

お手伝いしながら聞こえてくる故人様のエピソード。

決して「聞こう」と思ってる訳ではないんですが・・・

いつも聞こえてしまうんです^^;

 

ほんのり懐かしく。共に過ごした帰らぬ日々に哀しくも感謝の言葉だけが溢れてくる。

 

それはひとつの物語の様で心にスーッと染み入ってきて、残された人だけではなく、携わる皆の心を豊かにしてくだる。

大切な時間でした。