「縁」結ぶお葬式 聖天寺家族葬

20170828

 

 

長く苦楽を共にされてきた喪主様。ただ血縁者ではないというだけ。後見人として支え続けてこられ、故人様の人生のすべてをご存知なのは、きっと不思議なご縁があったのだと思います。お商売をされておられた故人様の元に喪主様がお勤めになられ結ばれた縁。ご家族を亡くされ一人奮闘される故人様をずっとずっと支えて来られました。我慢強く、何事にも前向きに進む故人様のお人柄は多くのご友人様も惹きつけられたのでしょう。お通夜にはご友人様もご参列になって皆様でお食事をされながらお話が弾まれた様です。お葬儀は8名様で。ごく近しい方だけの時間でしたがとても穏やかな時間が流れていました。沢山のお花に包まれた故人様のお顔はとても艶やかで、眠っておられるかの様。「先に逝った家族も迎えにきてくれとるわな~」と一人お旅立ちになる故人様の旅路へも想いを馳せられ、長く結ばれたご縁に感謝の想いをご挨拶にお話になられ、故人様へとお送りになった喪主様。「上手に話されへんかったわ・・」と苦笑いでしたが、十分、お心伝わるご挨拶でした。

故人様のお姿は無くとも、結ばれたご縁はそのままに。先のお供養も努めていかれると喪主様。人が育む縁、絆を身をもって示してくださったお葬儀でした。

聖天寺家族葬

20170814

 

 

心の準備、別れの覚悟。人は本当にそんなことができるんでしょうか・・・出会った以上必ず別れは訪れます。その覚悟・・わかってはいてもそう簡単に割り切れるものではないですよね。喪主様は年若くいらして心の整理もつかず不安定ななかでのお打ち合わせとなりました。年配のご親戚様にもご同席頂きご相談頂きながら一つ一つお話を進めさせて頂きました。「故人様の為に」ただただその思いでご準備されたお葬儀。時間が進むにつれ少しずつ落ち着かれた喪主様は、時折笑顔で、また一人式場で涙で・・ご自身の心の整理をするかのように一時一時を過ごされているのが伝わってきました。お棺に眠る故人様への言葉は、涙で聞き取れはしなくてもその場にいたご家族ご親戚、スタッフにもはっきりわかりました。

「ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・」柔らかく微笑んだ涙。感謝の想いが溢れていました。

生きとし生けるもの死は避けられません。準備、覚悟とは無縁の毎日を普段私たちは送っています。「毎日を大切に。日々感謝を」言葉でいうのは本当に容易い。ご当家様の悲しみに触れ、お別れの時間を共有させて頂く度に思います。

冒頭の答えかもしれません。準備や覚悟は出来なくてもいい。出会えた事への感謝を忘れずその時を迎えた時は悲しみも感謝も全て伝えられる心を持っていよう、と。

1日葬 甲子園口福祉会館

20170812

 

 

お客様は「初めてのご経験」となった1日葬。これまでは慣例に添った御葬儀を多くご経験されてこられたそうですが、今回はご自身たちだけで、思う通りのカタチを取りたいとのご意向に添ってご提案、ご準備を進めてました。強い想いは「カタチより最期はただ側にいたい」という事。本当に近い身内だけで送るから…皆が集まれる場所でゆっくりしたい、そのご要望に添える福祉会館をご提案し、お式までの時間は、順次お越しのご家族と思い思いに過ごされました。それぞれがお花や果物のお供えをご用意されたり故人様のお好きだったお菓子などを持ち余られ一緒に召し上がったり・・病院では叶わなかった事を一つづつ一緒に・・・

スタッフも出来る限りのお手伝いと、後はお側に控えてそっとご様子を拝見しておく。皆様のお邪魔にならないように・・でも必要な時はいつでも気兼ねなくお声掛け頂けるように・・・^^私たちスタッフは黒子です。杖となり手摺りとなる。ご出棺までの道しるべになれるよう努めます。お客様のご意向は本当に千差万別多種多様、お葬儀の数だけ想いがあって旅立ち逝く方の数だけ人生があります。思う最期は叶えられる。だから皆様の想いをストレートにお教え頂ければと思います。